人の話を聴いて、役に立てる人になりたいと思い、傾聴技術を学ぶ方は、多くいらっしゃいますし、資格が取得できるところもたくさんあります。でも本当に役に立つ専門家っているのだろうかと最近思っています。この研修は、上手くお話が聞けるコツだけではなく、相談する側から対人援助者がどう見えているのか、何を与えているのか、何をするのが必要なのかを、知識だけではなく、実体験をしていただく中で、身につけていただく研修会です。
基本的なお話を聴くスキルを身に付け、何をすれば役に立つのか、何をすれば人は傷つくのかについてお教えします。精神科とはどんなところか?どんなメリット・デメリットがあるのか?臨床心理士は?産業カウンセラーは?どの専門家につなげればいいの?など、お話を聴くだけでなく、その後どうすべきかについても具体的にお話していきたいと思います。
災害・事件・事故が身近で起こった時に、どのようにして対人援助をするのか?まずは、その時、何が起こるのかについて、時間の経過とともに変化する苦しみの内容、自殺させないための初期対応。自分のできること、できないことを知り、自分が燃え尽きて患者にならないための方法、どこの誰と連携するのが大切なのかなど、心理ケアだけではなく、モノの備え、惨事への知識、行政やボランティア、専門家との連携方法まで、他では教えないノウハウをお教えします。もし、あなたが、地域のリーダーやお世話役だとしたら、絶対知っておきたいことばかりだと思います。
ストレスの多いこの世の中、上手く息抜きをして、ストレスを逃がす方法をどれだけたくさん持っているかが、楽しく生きるコツです。対人援助をする上で、欠かせないスキルの1つがこのリラクセーション法です。イメージを使うもの、香りや光を使ったもの、体を使ったもの、力の入れ方や抜き方など様々な方法があります。また、眠りを誘うものから、集中力を高めるものまで、種類も多彩です。1つでも多くのリラクセーション法をマスターして、身近な人や対人援助の時に教えられるようになりましょう。
ストレスの仕組みからコミュニケーションのとり方まで、あなた自身が人に教えられるようになりたくありませんか?ここでは、メンタルヘルスについての知識や教育法を実際の体験を交えながらトレーニングしていきたいと思います。
対人援助をする時に、多くの人が困っているのは、「死にたい」と言われた時。この死にたい気持ちをどう受け止めて、どのように対処すればいいか覚えておくと、どんな時でも堂々と、自信をもってお話を聞くことができます。死にたい気持ちを持っている人には特有の感じ方、考え方が生まれます。そのメカニズムを知り、どう対処すれば、死にたい気持ちと向き合えるのか、自殺させないコツとともにお伝えしたいと思います。対人援助者にとって必須のスキルです。
自殺の危機の見分け方、聞き方、医療へのつなげ方など、実際の事例を元にシミュレーションしながら、いざという時に使えるスキルまで落としてきたいと思います。
また、簡単な教育ができるようになることで、対人援助の時にも活用できるし、コミュニティーの自殺予防教育としてあなたがお話できるようにもなれます。
従業員に、最大限の能力を発揮してもらうために必要な知識とスキルを身に付ける研修です。ストレスとは何か?どんな対策をすれば上手に疲労を回復でき、最高のパフォーマンスを引き出せるかについて、お伝えします。
管理職のストレス対策をどうすればよいか?管理職が、健康であれば、従業員のメンタルヘルスは保てるといっても過言ではありません。しかし、管理職とは孤独な面もあり、弱音を吐けない面もあるため、こころのエネルギーをコントロールするのが、大変難しいものです。
管理者向けのストレスの現状と対処法を身に付けて頂くことで仕事の効率は上がり、社内の雰囲気も良くなります。まずは、管理職の方、ご自身がストレス対処法を身につけてみてください。
現代の社会問題ともなっている離職率の多さ。入社後3年間に離職する割合は、実に30%と言われています。新人間のコミュニケーションを高め、予め予想されるストレスへの対処法を練習してもらうことにより、多くの従業員がその能力を発揮すると思います。
職場のストレスの多くは、対人関係といっても過言ではありません。よい職場を作るためにはどうすればよいか?いい仕事をするために提案できることはないか?などについて、グループ討議を中心に、自ら試行錯誤し良くする方法を模索します。そうすることにより、より分かりやすく同じ目標意識を持て、団結力や思考力が増します。ここでは、否定しない・前向きな発言しかしないことをルールとして、自由に発言できるような雰囲気作りを行います。この研修での体験は、仕事の効率アップに直結するので、特に中堅の従業員のグループにお勧めです。集める従業員の人数や属性などはこちらからアドバイスさせて頂きます。
絶対復職させたい従業員をほぼ全員復職させる方法があります。一般的に行われている復職支援は、多くが「復職してもよい」という医師からの診断後に行われます。
しかし、私がほぼ全員成功している復職支援法は、初めて医師にかかり、お休みするところから、医師とともに進めていきます。この復職支援法の特徴は、医師、心理士、職場の上司、本人、本人が気を許せる同僚、家族などでチームを作って、全員が同じ認識を持ちつつ、現状を共有しながら、進めていくものです。